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日本でもビットコイン以外の仮想通貨の取引が普及の兆しか?(日経電子版)

Posted in ビットコイン情報, ビットコイン相場, 仮想通貨取引所, 仮想通貨情報, and 取引所

GWくらいからのビットコインを含めた仮想通貨の取引が盛り上がってきましたが、いよいよ日経新聞にも毎日仮想通貨関連の記事が掲載されるようになってきました。

このような仮想通貨の広まりがバブルというのか、これからさらにバブルへと進むのか慎重に見極める必要があります。

 

日経電子版 5月24日

仮想通貨の勢力地図に変化 ビットコイン1強から群雄割拠へ

2017/5/24 17:07
日本経済新聞 電子版

 「イーサリアム」「リップル」「ライトコイン」「ネム」――これらは「オルトコイン」と総称されるビットコイン以外の仮想通貨の名前だ。多くの通貨が日々生まれており、ここに挙げたオルトコインは一部だが、こうしたオルトコインの価格上昇が加速している。なかには年初から価格が数十倍に跳ね上がったものもあり、上昇率は最高値圏にあるビットコインをしのぐ勢いだ。仮想通貨の市場では、長らくビットコインが時価総額や取引量などで圧倒的なトップとして君臨してきたが勢力図は変わりつつある。

「第二のビットコインを狙う動きが活発化している」(日本デジタルマネー協会の大石哲之理事)。年初から仮想通貨には資金流入が続き、不動産登記などの契約情報もやり取りできるイーサリアムや一部の国内金融機関が送金手段として活用を検討するリップルなどは数倍、数十倍に急騰した。ドルベースで時価総額4位のネムの円建て価格は年初から最大で96倍に上昇した。

オルトコインの上昇は仮想通貨を巡る勢力図に変化をもたらしている。仮想通貨の情報サイト「コインマーケットキャップ」によると、時価総額ベースでみたビットコインのシェアは直近で約46%と、5割を割り込んだ。今年の3月上旬までの過去4年間は常時80~95%程度だったが、2番手以下の台頭でシェアを急速に落としている。一方でイーサリアムは約20%、リップルは約15%までシェアを高めた。

仮想通貨の価格上昇をけん引しているのは日本の個人投資家とみられる。オルトコインを売買できる国内の取引所では、口座開設者が急増している。とくに5月初めにかけての大型連休以降、1日あたり1000人以上増える取引所が散見されるという。ネムを取り扱う国内の仮想通貨取引所「Zaif」(テックビューロが運営)でも1日あたりの口座開設者が、年初から最大で24倍まで増加した。

オルトコインを買う際は、ビットコインを経由するケースが多い。ビットコイン相場は足元で2350ドル前後と最高値圏にあり、ビットコイン相場の上昇が他の仮想通貨価格を押し上げた側面は強い。イーサリアムの活用を目指す企業連合に三菱UFJフィナンシャル・グループトヨタ自動車の子会社が参加するなど、オルトコイン活用の動きが広がっていることも背景にある。

日本デジタルマネー協会の大石氏は、仮想通貨が急騰する現状について「マネーゲームの様相を呈している」と指摘する。足元の上昇ペースは短期的な過熱感があるのは否めない。今月上旬には一部取引所でビットコイン価格が急上昇した場面でシステム障害が発生し、成立した取引を取り消す事態も起きた。ネットを通じて売買される仮想通貨の歴史はまだ浅く、決済手段としての取引の信頼性や価格の推移などは中長期で評価する必要がありそうだ。〔日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗〕